白楽の家

親世帯と子世帯がお互いの気配を感じながら、程よい生活の間合いを保っている二世帯住 宅です。「和風の住まいがほしい、でもコンクリート造でお願いします」との要望があって、 和風建築の要素である光や影をコンセプトに路地空間・格子や下地窓による光の制御・杉 板コンクリートを使った木質感・季節の変化を植栽等によって表現した建築です。二つの ボリュームの各世帯は中庭を介してお互いのプライバシーが程よい距離感を保っています