一級建築士事務所あわデザインスタジオ

　あわデザインスタジオは、千葉県南房総エリア、東京都世田谷区を拠点として活動しています。建築デザインを軸として、地域デザイン、土地・建物活用の企画、まちづくり戦略づくり、ワークショップ・イベント企画運営などを行なっています。 ｜普通の建築のための特別なデザイン 　僕らはお施主様にとっての「普通の建築」をつくりたいと考えています。生活が多様化した現代において、「普通」の生活をするための建築も変化し続けています。僕らは、お施主様との対話の中で、何がお施主様にとっての「普通」なのかを考え、それを実現可能とするための方法を一緒に考えていきます。実は「普通」というものは個人によって異なり、角度を変えると「特別」なものです。「普通の建築」を目指し、これを実現するために「特別」なデザインをすることを、僕らは目指しています。 ｜大きな視点と小さな視点 　住宅をデザインするためには人間が感じられる空間の大きさ（スケール）をデザインする小さな視点が重要になります。ただ、その場所の暮らしを創造するためには、その周辺環境を含めた大きな視点もまた重要となります。あわデザインスタジオは、地域デザインのコンサルタント業務を並行することで、大きな視点でその土地らしい心地よい暮らしを見つけ、小さな視点でお施主様ひとりひとりの心地よい空間をデザインします。 ｜環境への意識 　都市部であっても郊外部であっても自然との関わりは人間の生活に豊かさをもたらす重要な要素と考え、弊社では環境に配慮したデザインをこころがけています。パッシブ手法と呼ばれる機械を用いない手法（環境調査による自然通風の利用や調整された自然光の利用など、クールチューブによる地熱利用）や、アクティブ手法と呼ばれる機械を用いる手法（風力発電、太陽光発電など）に対応しています。また高断熱・高気密、自然素材の利用（断熱性に加え室内の調湿・脱臭）、発生土の宅内利用（土を山に可能な限り捨てない）などのような住宅の快適性を向上させることや周辺環境に負荷をかけない方法で環境を維持することを心がけています。 ｜建築×土木 　あわデザインスタジオは、株式会社エフコ（土木設計）と協働し、建築と土木を融合させたデザインを行なっています。建築は環境をつくる行為でありますが、土木もまた環境をつくる行為です。建築と土木が別々にデザインされていてはその土地の価値を最大化できないことや、経済的に非合理になることもあります。そこで弊社では土地のデザインと建築のデザインを一体で行い、その土地の価値を最大化し、かつ経済的合理性を確保することを目指しています。 ｜建築のリノベーション 　あわデザインスタジオでは改修デザイン（リノベーションデザイン）の業務も多く行なっています。リノベーションとは、Re（再び）+Innovation（革新）の造語であり、そもそもの意味は、その建物がもつ価値を捉え、より大きな価値に変えていくことです。弊社では、その建物が持っている価値を細かく拾い上げ、新たな要素を加えたり、無駄な要素を引いたりすることにより、その建物の価値をより大きなものに変えていくデザインを行います。